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マバタキ

Archive: 2017年03月

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刹那愛 N0.29

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帰宅して真っ先にありさは風呂場に行き、着ているものをすべて脱ぎ洗濯機に入れる。おもむろにハサミで前髪を切り始める、ジグザグ右側が長い切る。左右アンバランスであり揃えるうちに前髪の長さは額がでる。次に束ねた髪を結んだところでバッサリ切ると、見事に落ち武者になる。明日は代休美容院で直すしかない髪、ショートにするのは久しぶりである。ありさには傷つくと必ず自分を傷つけてしまう癖がある、リストカットはナース...

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刹那愛 N0.28

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ありさはレンタカーを借りて一人ドライブをしたくなり、目につくレンタカー会社に入る。誰とも話すことさえ嫌になり知らない道を走りたくなるが、取り合えずカーナビで検索する。走ったことのない首都高速道路を通るのは勇気がいるが、イライラ感を忘れたいのである。自分以外の女を選ぶ男に未練は持たない、・・・違う私は・・・最低だ未練たらたらである。思わずアクセルを限界まで踏み込みたくなり、少しづつ踏み込んでいく。軽...

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刹那愛 N0.27

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彼の会社のパーキングは二階建てであり二階が事務所、一階がガレージである。明け方四時頃まで話し込む二人である、結婚してる素振りは無い。ましてや結婚指輪などはしていない、遊び人とは思わないが・・・遊び人かも。落ち着きを漂わせる独特な個性は当然、好きか嫌いに分かれるでしょう。一級建築士の魅力につい引き込まれてしまうありさは23歳純真です。ついつい話し込む話題は当然頭に入る訳がない、睡魔が襲うが仕事です。鈴...

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刹那愛 N0.26

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ありさには3歳年下の気になる調理師の青年がいる、某ホテルのコックである。踊る事が好きなありさは、看護師の遊び慣れている先輩と週一で通う店がある。男に声をかけられてもなびかず、ただひたすら踊り狂うのはストレス発散する為である。踊ることが好きなだけで上手とはお世辞にも言えない程度である。ありさが「アラッ・・・・」と思い視線が釘付けになる人物は、足が長い瞳はくるっとまん丸。「可愛い・・・キュンキュン」初...

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刹那愛 N0.25

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世の中で怖い話は数々あれど、現に怖いのは人をねたむ嫉妬が怖い。いじめもその一つであり現にTVのニュースを聞いて「あらぁ怖い世の中だわねぇ」と近所のおばさんが井戸端会議なるものをして「いい人ぶるばばぁ」が怖い。何食わぬ顔で意地悪している自分を棚に上げて、事件になっているニュースに意見する。ありさが勤める婦長は病院では厳しく看護師の見本のような人物である。患者にも優しい天使のおばさんであるが、一度ナース...

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刹那愛 N0.24

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飲めなかったお酒を少しづつ飲めるようになると、外でも飲みたくなるありさ。洒落た店構えの扉に吸い込まれるように、重装な扉をこわごわ押してみる。カウンターから「いらっしゃいませ」と明るくバーテンダーが声をかける。昼間だと言うのに営業しているんだと、開く扉に驚きながらも中に進むとありさは一目で恋に落ちる。勿論、目の端に止めているだけである、相手はどこか水商売だとすぐわかる風情の女性連れである。「ここでい...

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刹那愛 N0.23

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今までのお話はありさの序章にすぎません。ありさは看護学生になり三年後の二月に国家試験を受け看護師となります。そしてまた・・・・新たなる小さい問題が相次いで起こるのですが・・・・・・・・・・。ジェリアはモデルで活躍し現在海外遠征中です。ありさの様子を伺う事すら忘れています。勘違いしないでくださいね・・・・。・・・・・・・ありさは可愛い小悪魔なだけですから。・・・・おぞましく見える・・・時もある「覚悟...

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刹那愛 N0.22

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この世の中にあり得ないことは人々のごく身近なところで起きる。何気なさ過ぎて普通の人は見逃す、もしくは「まさか」と打ち消し自分の記憶から消し去る。デジャブとはある光景を見て前にも見たことがあると錯覚したと思い込む現象を言う。例えば、実際に起こった一瞬の出来事がすでにどこかで体験した事の様に感じること。「あるでしょう」と言われると「かも知れない」と思う方は、世界中に多くいられる。だが、こだわる人は少な...

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刹那愛 N0.21

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麗奈が犯人として処理されたが、どうしてなのかという内情までは判明されないままである。とにかく犯人を突き止めれば、警視庁としてはそれ以上突き詰めている時間は無い。民事までの介入をする必要が無いのである、事件に対しての不服を言える犯人はこの世の人では無い。事件の唯一鍵を握るありさは派遣の仕事を辞めて、看護師の資格を取るために看護学校へと通う。事件について警察に何度も足を運びありさの居所を探す人物をただ...

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刹那愛 N0.20

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ありさが目覚めると見知らぬ女性が顔を覗き込んでいたので目が合う。目が合うとニッコリ笑顔で女性はありさに尋ねる。「気分はどうかしら、私は警視庁に勤務する刑事で鈴木杏です」と女性刑事は言う。まだ頭に痛みがズキッと重く感じる、起きようとするが起きる事が出来ないありさ。「今来たばかりでこんなに早く意識が戻られるとは思わなかった、安心だ若いだけある」と、刑事が言う。「わたし・・・・」ありさは言おうとするが、...