Welcome to my blog

マバタキ

Archive: 2017年05月

READ MORE

See more details

刹那愛 N0.66

Comment  0
ありさには感情が無いのではなく、人格のせいでその人格に左右されてしまう。二重人格は最初に自分が作り始めた事なのだが、それに気づく二重人格者はいない。普通の人間に例えると、いわゆる影のように付きまとっていた影が陰ではなくなり表に出る。影には心は無いからでありましてや感情さえ、鼻から持たないのである。ありさの強い方の人格も最初はおとなしくありさの中にいた。しかし、我慢し続けることが出来ない程にありさの...

READ MORE

See more details

刹那愛 N0.65

Comment  0
義父は身体を引きずりながら自分達の寝室に向かっている12時40分壁時計の針。九の字のように体を曲げて床に倒れているのは自分の妻である。ありさに気付かれたと同時に義母はアイスピックで一突きされ胸一面が真っ赤である。見回す部屋にはありさの姿はない義父は自分の携帯を充電器から抜き颯斗にかける。警察と颯斗どちらを先に連絡するかを一瞬戸惑い迷ってしまった義父。息子の声を聴きたいがための迷いであった、判断能力が衰...

READ MORE

See more details

刹那愛 N0.64

Comment  0
遠くでけたたましく聞こえる犬の遠吠えは闇夜の国から近ずく魔物の出現を知らせるようだ。足音を忍ばせるように歩くありさの身体はまるで天使のようにさえ見間違える程可愛い。白いシルクのガウンは歩くたびに身体の動きにまとわりつくが素肌の肩にかけられただけである。夜中22時ちょうどの時刻を壁時計が知らせると同時に、ありさは起き階段をおりる。彼女の左手にはアイスピックだけが握られている。闇夜に月明かりでアイスピッ...

READ MORE

See more details

刹那愛 N0.63

Comment  0
他人を痛ぶる事に快感を感じるありさは看護師であり輝くほどに美しい。誰が悪魔のような心を胸に秘めていると思うだろうか。花瓶に飾られている深紅のバラを見て颯斗はありさを思う。バラの花びらにそっと触れようと指先を伸ばし触れた瞬間、颯斗の指先に戦慄が走る。指先に刺さるトゲは短いけれど、トゲは短いくせに太く逆三角形だが鋭利である。刺さる指の腹は柔らかく敏感な箇所から赤い鮮血が、こんもりと盛り上がるさまは綺麗...