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マバタキ

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刹那愛 N0.62

Category - 小説Ⅱ
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ありさには二つの人格がある。

冷酷な性格の時はもう一人の性格がうっとおしくて嫌う。

普段のありさは看護師の仕事を普通にこなせる。

他人と会話する穏やかさがある、常識ももちろん持ち合わせている。

だが、高校時代の10代から長年の一人暮らしなのだ。

いつの間にか心の会話が人格を作り上げる。

都合よく自分を慰め他人への憎悪が、培わせたと言っても過言ではないのである。

犯罪者が自分に対する言い訳のように・・・という訳でも無い。

だが、胸の憂さ晴らしは誰でもする事であり、例えば趣味や習い事・カラオケや音楽。

色々ある中で処理をするば良かったのだがありさは違った。

自分の中で処理をしているうちに「自分の問」に「答える自分」で過ごす。

やがてそれは、自分という性格の弱い部分の対象に対する強さを求めた結果なのである。

病院の精神科で治療できる範囲をありさは大きく超えもはや常人では理解不能なのだ。

いつしかありさの顔色を伺い世話をし始める颯斗の母親は時折夫の様子を見る。

夫は食事を与えることを禁じるありさの目を盗み、排せつ処理は大人のおむつ。

クローゼットから出そうとしないありさは夫を傷つけては憂さ晴らしをする。

ありさは生きている人間を傷つけて楽しむ。

それは自分よりも大人で大きい人間ほど、苛めることの快楽は快感となる。

当然のようにレストランは閉店している、ありさには金銭は有り余るほどの大金がある。

病院勤務は他人に自分が仕事をして普通の生活を送っていると知らせるためである。

働くことにむしろ生きがいとも思える楽しさと狩猟をするハンターの如く獲物探しだが・・・。

ありさの人格は二人いるために、本人でありながら本人ではないのだから・・・難しい。

ただ冷酷である人格の時に時々正気のありさが、優しさという気持ちで現れてしまう。

颯斗がいなくなり淋しさが戻るありさは義父が獲物になる。

ありさが冷酷さを表しだしたのは颯斗を留学させた父親のせいである。

ありさは常人では無い・・・・・最初から多分・・・・・最後まで。

毎夜ありさは義父の身体に傷をつける・・・・颯斗の留守日を刻む。



     


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